鉄道とともに栄えたアルゼンチンの小さな町。ある日突然、路線廃止の決定が下される。最後まで労使交渉を続けた組合代表は自ら命を絶ち、その兄・カルロス(ダリオ・グランディネティ)と4人の仲間たちも、家族や生活のために次々と自主退職を余儀なくされる。そんな中、老鉄道員・ブラウリオ(ウリセス・ドゥモント)は、修理工場の中に住み込み、最後まで抵抗を続けるが…。誇りある仕事を奪われた喪失感と怒り、厳しい現実が、5人と家族の運命を予期せぬ方向へと導いていく。
ニコラス・トゥオッツォ