熱く乾燥したアフリカの壮大なカラハリ砂漠地帯に生息する、ミーアキャット。暖かい日には後ろ足と尾で立ち、お腹を温めて日光浴、ある日はあまりの気持ち良さに突然寝てしまう彼らの姿はどこかユーモラスで、時として人間を彷彿させる。彼らは、家族や仲間とどのようにつながり、どのようにして危険と隣り合わせの砂漠で必死に生きているのか? 『ディープ・ブルー』や『アース』を手がけた製作チームが、最新技術と膨大な期間を費やして完成させた、小さなアフリカのヒーローを追った感動のドキュメンタリー。ナレーションを、本作が遺作となった名俳優、ポール・ニューマンが務めている。第21回東京国際映画祭「natural TIFF supported by TOYOTA」部門出品作品。
ジェームズ・ハニーボーン
先日、日本の映画産業に僅かながら貢献してきました。劇場に行き、ちゃんと入場料を払って映画を観てきたのです。なんて、自慢にも何にもなりませんが。でも、言い訳させていただくなら、仕事柄、日頃は映画会社が用意してくれたマスコミ用の試写に行くことが多く、観たい作品を試写で見逃したときでなければ、なかなか劇場に足を運べません。でも、一般の“movie-goer”と肩を並べて劇場で観るのはやはり良いものです。観客の入りや反応、劇場の様子、最新作の予告編などをしっかりチェックできるので、定期的に訪れるようにはしています。
昨年の今頃、ドキュメンタリー『アース』が公開された。それは、『ディープ・ブルー』('03)のスタッフが再び集結し、ホッキョクグマ、象、ザトウクジラなど様々な動物たちを追いかけ、地球がいかに美しい星であるかをスクリーンに映し出した感動作。そして、1年後の2009年1月。またも彼らによるドキュメンタリーがお披露目となる。今回は体長30センチの小さな動物、ミーアキャットが主人公だ。
『ディープ・ブルー』、『アース』の製作陣が次に挑んだのは体長30センチの砂漠のヒーロー! 灼熱の大地・アフリカのカラハリ砂漠を舞台に、1匹のミーアキャットが、家族や仲間たちに支えられながら成長していく姿を追ったネイチャー・ドキュメンタリー『ミーアキャット』が2009年1月10日(土)に公開される。9月に惜しまれながらこの世を去った名優ポール・ニューマンが、最後の仕事として本作のナレーションを務めたことでも話題を集めているが、日本語吹き替え版でナレーションを担当するのは演出家の三谷幸喜。12月2日(火)にアフレコの様子が報道陣に公開された。