「連獅子」―― 親獅子が子獅子を千尋の谷に突き落とし、駆け上がって来た子獅子だけを育てるという故実を、中村勘三郎と息子、勘太郎と七之助が演じた人気演目の一つ。2007年10月、新橋演舞場で行われた舞台を、山田洋次監督がシネマ歌舞伎として、迫力満点の映像で映し出した。
「らくだ」―― フグに当たって頓死した通称“らくだ”の馬太郎。仲間の半次は、弔いの金を用立てようとするが、彼の家には売るものは何も無い。 困った半次は久六を家主のもとに使いに出し、通夜の酒肴を出さないと、死人を担いでカンカンノウを躍らせると脅す。だが家主は、らくだの死を祝いたいと言い、その上カンカンノウを見たいものだと言い出す始末。半次はらくだの遺体を久六に負ぶわせて、2人で家主のもとへ向かう…。古典落語を題材に、中村勘三郎と坂東三津五郎のコンビが演じた笑いの演目。
山田洋次