ハンサムなボーイフレンドのフランク(ジェームズ・マーレイ)に、頼りになる友達がいて、さらには才能を高く評価され将来を有望視されていたレノア(ビジュー・フィリップス)。そんな充実した毎日を過ごしていた彼女は、フランクとの間に待望の子を授かる。やがて、お腹の子は以前病院へ訪れたときよりも二倍もの大きさになっていた。激痛のあまり意識を失ってしまうレノア。一方、分娩室の外で待っていたフランクの足元に血が。フランクは急いで分娩室に入ると、血が飛び散り、バラバラになった医師や看護師の手足や胴体が散乱していた…。そして、そこには気を失っているレノアと生まれたての赤ちゃんがいた。その子は、“ダニエル”と名づけられ、家族3人ずっと幸せな日々が続くと思われていた。しかし、この事件をきっかけに幸せな家庭は崩れていく――。1974年に公開された『悪魔の赤ちゃん』のリメイク版。
ジョセフ・ラスナック