2008年初夏、シンガーソングライター・鈴木祥子に一台のHDカメラが預けられた。それから一年後、彼女のライブ、コンサート、スタジオなどの風景がセルフ撮り中心で綴られたドキュメンタリーが完成した。怒り、悲しみ、女性、亡き父、絶望、そして歌と希望。鈴木祥子がその本音をカメラに焼き付けている。
井上春生