1990年7月にFIFAワールドカップの前夜祭として、古代ローマの歴史的建築物、カラカラ浴場にて世界的に有名なテノール歌手が集結したコンサート。“神に祝福された声”と評された、今は亡きルチアーノ・パヴァロッティと、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスの3大テノールが世界で初めて共演した。指揮をあのウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートで幾度も棒を振った巨匠ズータン・メータが務め、演奏はフィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、ローマ国立歌劇場管弦楽団という豪華な面々が名を連ねる。