近年、世界的な評価を受けている日本人コンテンポラリーアーティスト、「ピュ〜ぴる」。男性として性を受けたピュ〜ぴるは、10代のときに自分の体に違和感を感じはじめるが、自ら制作した奇抜なコスチュームを着てクラブに通うことで、その違和感を解消していた。やがて、そのコスチュームがアートとして注目を浴びる。現在では、国内外から注目を浴び、2005年に現代美術の国際展覧会・横浜トリエンナーレに参加。そんなピュ〜ぴるの2001年から2008年までの8年間の軌跡を、長年の友人でもある松永大司監督が追い続けた感動のドキュメンタリー。
松永大司