デヴィッド・ボウイ、「Tレックス」と並びグラム・ロック・シーンを担ったバンド「モット・ザ・フープル」。1969年の結成後、その魅惑的なライヴ・パフォーマンスにもかかわらずヒットに恵まれず、1972年にはバンド解散の決断さえ下すという最悪の事態に。そのとき手を差し延べたのがデヴィッド・ボウイだった。彼が提供しプロデュースした「すべての若き野郎ども」が世界的な大ヒットを記録。70年代前半に世界中の“若き野郎ども”に苦くもあり美しく輝く栄光の時を与えたバンド「モット・ザ・フープル」のドキュメンタリー。
クリス・ホール
マイク・ケリー