ガッツたち“鷹の団”による救出も虚しく、夢を追う術を奪われ全てを失ってしまったグリフィス。そのとき、覇王の卵・ベヘリットがグリフィスの心の叫びに共鳴し、血の涙を流す。異界の門は開かれ、大いなる恐怖「蝕」が始まるのだった――。黄金時代篇3部作完結篇にして、物語は一気にダークファンタジーの深淵へ。
窪岡俊之