20世紀の華麗なるファッション界の中心に50年間にわたって君臨したダイアナ・ヴリーランド。1940年代、50年代の「ハーパース・バザー」でカリスマ・エディターとして革新的な誌面を創り続け、60年代にはライバル誌である「ヴォーグ」編集長としてツィギー、リチャード・アヴェドンなど輝く才能を次々と世に送り出した。70歳でメトロポリタン美術館衣装研究所の顧問に就任してからも、当時まさに絶頂期にあったイヴ・サンローラン展を初めての存命中デザイナー展として開催するなど衝撃的な衣装展を次々と成功させた。貴重なアーカイブとセレブリティや親族へのインタビューが詰まったドキュメンタリー。
リサ・インモルディーノ・ヴリーランド