作家になる夢を諦めた高校の国語教師・ジェルマンは、凡庸な作文添削にうんざりしながら毎日を送っていた。新学期を迎えたばかりのある日、生徒・クロードが書いた作文に心をつかまれる。クラスメイトとその家族を皮肉たっぷりのトーンで描写したものだったが、ジェルマンは人間観察の才能を感じ取り、クロードに小説の書き方を個人指導していく。ジェルマンの手ほどきにより才能を開花させたクロードは、クラスメイトの家の中を覗き見、美しい母親を観察して次々と“新作”を提出してくる。次第にクロードの紡ぎ出す物語に絡め取られたジェルマンは、“続き ”を求めて歯車を狂わせてゆく――。
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フランソワ・オゾン監督最新作『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』の公開を記念して、監督の旧作を一挙上映する「鬼才フランソワ・オゾンの世界」をシネ・リーブル池袋にて開催することが分かった。
やる気のない生徒たちにうんざりしていた国語教師・ジェルマンが、提出された作文の中から傑作を発見する。小説家を目指したものの挫折した経験を持つ彼は、作文を書いたクロードに夢を託すかのように小説執筆の個人指導を始めるが…
今やフランス映画界を牽引する存在となったフランソワ・オゾン監督が、国語教師と美しく優秀な生徒とのスリリングな個人授業を描く最新作『危険なプロット』
作家になる夢を諦めた高校の国語教師・ジェルマンは、凡庸な作文添削にうんざりしながら毎日を送っていた。新学期を迎えたばかりのある日、生徒・クロードが書いた作文に…
本年度のフランス映画祭をオープニング作品として飾った、フランス映画界の旗手フランソワ・オゾン監督の最新作『危険なプロット』が、今秋10月より公開される…