ヴァランティーヌ(オドレイ・トトゥ)がジュールと結婚した理由は、19世紀末フランスの上流階級においては少し変わっていた。親が決めた婚約を自分で破棄したのだが、それでも諦めないジュールに初めて心を動かされたのだ。夫婦の愛は日に日に深まっていったが、病や戦争で子どもたちを失ってしまう。そんなヴァランティーヌに再び喜びをくれたのは、無事に成長した息子のアンリと幼なじみのマチルド(メラニー・ロラン)の結婚だった。マチルドの従姉妹のガブリエル(ベレニス・ベジョ)と夫も頻繁に訪れるようになり、大家族のような賑やかで幸せな日々が続く。だが、運命は忘れたころに意外な形で動き始める──。
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本日水曜日は週に1度の映画レディースデー! 10月に入り、本格的に秋が到来。映画館で人気の映画をお得に鑑賞して、芸術の秋を満喫してみては? それでは、編集部おすすめの4作品をご紹介。
家族の永遠性と、人生の輝きを謳ったフランス映画『エタニティ 永遠の花たちへ』のトラン・アン・ユン監督が来日。『青いパパイヤの香り』『シクロ』『ノルウェイの森』などで…
ポップでキュートなフレンチ・ミュージカル『ジュリーと恋と靴工場』には、“リストラ”と闘う女性たちを象徴するアイテムとして、真っ赤なエナメルシューズが登場する。ほかにも、この秋公開の映画を見渡して
松山ケンイチ、水原希子、菊地凛子が出演した『ノルウェイの森』や、ベトナムを舞台にした『青いパパイヤの香り』『夏至』などで知られるトラン・アン・ユン監督の最新作『エタニティ 永遠の花たちへ』
〆切り:6月16日(金)