『流麻溝十五号』作品情報
2024年7月26日 公開の映画作品 劇場公開あらすじ
1953年、自由を口にするものは政治犯としてすぐに捕まる時代。政治的弾圧が続く中、罪を課せられた者は思想改造および教育・更生のため緑島に収監されていた。連行された者たちは、名前ではなく番号に置き換えられ、囚人として「新生訓導處」に監禁、重労働を課せられる日々を余儀なくされた。純粋な心を持つ、絵を描くことが好きな高校生・余杏惠(ユー・シンホェイ)。ひとりの子どもが生まれて間もなく投獄された正義感の強い、看護師・嚴水霞(イェン・シュェイシア)。妹を拷問から守るため自首して囚人となった陳萍(チェン・ピン)。次々と迫る不条理に対しても思考は止めず台湾語、北京語、日本語などあらゆる言語を駆使しながら一日一日を生き延びようと過ごす人々。時の為政者は何をしてきたのか。考えることは罪なのか。これまで閉ざされていた歴史に、また一つ光が射す。
スタッフ
- 監督
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ゼロ・チョウ
キャスト
- ユー・ペイチェン
- リエン・ユーハン
- シュー・リーウェン
- シュー・タオ
- ジャン・ユエ
作品データ
- 2024年7月26日よりヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開
- 原題
- 公開日 2024年7月26日
- 製作年2022
- 製作国台湾
- 上映時間112分
- 映倫区分
- 配給会社太秦
- クレジット© thuànn Taiwan Film Corporation