福岡県、高取保育園。そこには、まるでタイムトリップしたような、懐かしい日本の子育てがあった。裸足で園庭を駆け回り、竹馬で遊ぶ子どもたち、そして、日本の伝統的な食養生・医食同源に基づいた、みそ汁、納豆、玄米、旬の野菜を中心にした和食の給食。ここでは、毎日食べる玄米は子どもたちが研ぎ、全園児200人分のみそ汁のみそ100kgを毎月5歳児クラスが仕込む。その他、梅ぼし、沢庵、高菜漬けづくりにも子どもたちが参加している。 みそを作り、おにぎりを握る子どもたち。発酵学の第一人者である小泉武夫先生や各分野の専門家とともに、日本の伝統的な和食に隠された先人たちの英知を紐解いていく。
オオタヴィン