地味で真面目なOL・イズミは、ある日中学の同級生・ミカとホテルのレストランで再会し、近々結婚するのだと知らされる。そんなとき、イズミの元に母親から祖父の仁蔵がいなくなったという電話がかかってきた。家へとひとまず帰ろうとするも、ホテルに閉じ込められ出口を求めてさまよい、「666」とナンバリングされた部屋に辿り着く。そこには赤い着物を着た首の長い女、恐ろしい顔をした“ロクロク”が2人を待ち受けていた。「ヤ…ク…ソ…ク…」その顔を見たミカは子どものころ、この女と交わしたある“約束”を思い出す――。
雨宮慶太
山口雄大