香港で社会現象となった『十年』を基に、5名の新鋭映像作家が独自の目線で日本の10年後の社会・人間を描くオムニバス映画。家族の個人データをデジタル遺産として受け継いだ家族の物語『DATA』(津野愛監督)、AI知能で道徳を刷り込まれた特殊学区の子どもたちを描く『いたずら同盟』(木下雄介監督)、自衛隊徴兵制が義務化された日本を描く『美しい国』(石川慶監督)、75歳以上の高齢者に安楽死を奨励するという未来版“姥捨て”を描く『PLAN75』(早川千絵監督)、そして大気汚染によって地下への移住を強いられた母娘の姿を描く『その空気は見えない』(藤村明世監督)で構成される。
早川千絵
木下雄介
津野愛
藤村明世
石川慶
是枝裕和
10月4日より韓国・釜山にて開催中の「第23回釜山国際映画祭」。日本からは今年も多くの作品が出品され、台風の影響を受けつつも映画祭にはメインキャストを務める俳優陣が登場し、拍手喝采を浴びていた。
是枝裕和監督が総合監修し、5人の監督が日本の十年後を描くという国際プロジェクト『十年 Ten Years Japan』の公開日が、このほど11月3日(土)に決定したことが分かった。
カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した是枝裕和監督がが総合監修を務める国際共同プロジェクト映画『十年 Ten Years Japan』の特報映像とティザービジュアルが解禁された。
杉咲花、太賀、川口覚、池脇千鶴、國村隼ら実力派俳優たちが、是枝裕和監督総合監修の国際共同プロジェクト『十年 Ten Years Japan』に参加し、今秋公開されることが決定。キャスト陣からコメントも到着した。