小学6年生のおっこ(関織子)は交通事故で両親を亡くし、おばあちゃんが経営する花の湯温泉の旅館<春の屋>で若おかみ修業中。どじでおっちょこちょいのおっこは、ライバル旅館の跡取りで同級生の“ピンふり”こと真月から「あなた若おかみじゃなくて、バカおかみなの!?」とからかわれながらも、旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊や、美陽、子鬼の鈴鬼たちに励まされながら、持ち前の明るさと頑張りでお客様をもてなしていく。いろんなお客様と出会い、触れあっていくにつれ、旅館の仕事の素晴らしさに気づき少しずつ自信をつけていくおっこ。やがて心も元気になっていったが、突然の別れのときが訪れて――。
高坂希太郎
第47回アニー賞のノミネーションが発表された。
映画芸術科学アカデミーが、第92回アカデミー賞の長編アニメ映画部門にエントリーされた32本を発表した。
2018年も残すところ、あとひと月余り。少々気が早いかもしれないが、今年の映画界をふり返ってみると、いくつかの“サプライズ”が思い起こされる。
累計発行部数300万部を誇る児童文学を原作にした『若おかみは小学生!』。公開直後から、SNS上では「自然と涙が出てきた」「今年一番泣いた映画だった!」など感動の口コミが溢れ、いま話題沸騰中だ。
人気俳優・タレントをボイスキャストに起用するアニメ映画で気になる、一部に熱狂的なファンを持つ“タレント声優によるお父さんキャラ”に注目。今回は公開中、そして近日公開されるアニメ映画から3人の“素朴なお父さん”をピックアップ!