2012年春。30代後半になるサトシは、自分の母と永遠に別れる日が来るなんて思ってもいなかった。子どもの頃から病気がちで泣き虫でお調子モノだったサトシは、いつも優しく強い母に救われてきた。そんな母が突然癌を告知されたのは2年前のこと。それまで母が自分にかけてくれていた言葉を今度はサトシがかける番になる。「俺がいるから大丈夫だよ、お袋は必ず助かるから」。百度参り、修行僧の様な滝行、国産野菜のジュース作り…サトシは母の為にがむしゃらになる。そんなサトシを優しく支えたのは恋人の真里だった。そして母と別れて1年後。すっかり生きる気力を失っていた父と兄も新たな人生へのスタートをきった頃、サトシの元に突然、母からプレゼントが届く。それは、想像をはるかに超えた驚くべき“スペシャルな贈り物”だった――。
大森立嗣
『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』から、主演の安田顕が母のために奮闘する、どこかユーモラスで愛溢れる本編映像をシネマカフェが独占入手した。
毎年多くの漫画作品が実写化されている映画界。中でも最近、じわじわと映画化が進んでいるのはWEB漫画作品だ。
『万引き家族』や『未来のミライ』など、家族映画がヒットを導くポイントとなった2018年。2019年も、家族愛をテーマにした良質作品が数多く公開される。
安田顕、倍賞美津子、松下奈緒、石橋蓮司、村上淳ら豪華共演で描く『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』。感涙の実話を元にした本作から、お調子者の息子とパワフルな母の姿を映し出す本予告とポスタービジュアルが解禁。
宮川サトシの人気エッセイ漫画「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」が、安田顕主演により実写映画化されることが決定。監督・脚本は大森立嗣が務める。