イギリス軍諜報機関の将校キャサリン・パウエル大佐は国防相のフランク・ベンソン中将と協力して、英米合同テロリスト捕獲作戦の指揮に当たっていた。米国軍の最新鋭ドローン偵察機がナイロビでテロリストたちのアジトを突き止め、彼らが自爆テロを決行しようとしていることが発覚する。パウエル大佐は即座にドローンのミサイル攻撃によるテロリスト殺害作戦の決行を決断し、その指示を受け米国ネバダ州では新人のドローン・パイロット、スティーブ・ワッツがミサイルの発射準備に入る。するとその時、アジトの真横でパンを売る少女の姿が発見される。民間人の少女が巻き添えになる可能性が明らかとなり、ロンドンの会議室では軍人や政治家たちの議論が紛糾し、結論が先延ばしされていく...。
ギャヴィン・フッド