すっかり過疎化してしまったスウェーデン西部の小さな町。町議会は経済活性化のためにドイツ資本の大型スーパーの誘致を決定し、PR動画制作を地元の高校に依頼する。スマホ片手に町を撮り始めたダナとアイダだが、カメラを通じて見える現状がふたりに変化をもたらしていく…。多様化社会における表現、グローバリズムの拡大などの問題にも鋭く切り込んだ快作。 2018年ヨーテボリ映画祭:最優秀ノルディック映画賞受賞。
ガブリエラ・ピッシュレル