1941年、春。17歳の青年・榊山俊彦は、アムステルダムに住む両親のもとを離れ、唐津に暮らす叔母の家に身を寄せていた。新学期になり、新たに得た学友たちと楽しい日々を送る俊彦。肺病を患う従妹の美那にほのかな恋心を抱きながらも、女友達や学友たちとの青春を謳歌していく俊彦だったが…。
大林宣彦