頭はオオカミ、身体は人間という究極の生命体5匹からなるロックバンド「MAN WITH A MISSION」。2010年突如、音楽シーンに登場し、日本武道館、全国アリーナツアーを成し遂げ、全米デビューも果たした。未だその生態が不明の狼たちの生態を10年間追い続けたアメリカ人ジャーナリストがいた。彼の名はカール・クーパー。2010年に単身来日して以降、魅了されてやまない「MAN WITH A MISSION」を追いかけ続けていた。そしてJean-Ken Johnnyから手渡された、ある設計図をもとに苦節10年がかりで秘密兵器“狼専用翻訳機「ガウトーク」”を完成させた。禁断の秘密兵器「ガウトーク」を手にしたカールは初めて密着取材を許され、メンバーや関係者へのインタビューを敢行。その後もレコーディング、ライブなどに潜入取材し記録を重ねていった――。「MAN WITH A MISSION」初の音楽ドキュメンタリー映画。
チェンコ塚越