“アイドル氷河期”と呼ばれる⻄暦2034年、国際娯楽指定都市Tokyo-7th。多くのアイドルやスタジオが“時代遅れ”となり姿を消していくなか、次世代アイドル劇場型スタジオ『777』(通称・ナナスタ)では、デビューしたばかりのアイドル、「777☆SISTERS」が今日も汗を流していた。そんなある日、原因不明の機材トラブルが起こり、彼⼥たちのライブが中⽌の危機に陥ってしまう。その危機を救ったのは『HAKKAKU』の⽀配⼈、八角コウゾウだった。 後日、彼の元を訪ねたハルたちは、滑川コンツェルンからの買収⾏為により、八角スタジオが閉館の危機に曝されている事を知る。ライブを⾏い、客席を満員にすることができれば、資⾦援助が継続されると聞いたハルたち「777☆SISTERS」は、数々のアイドル、そしてファンとの思い出が詰まった『HAKKAKU』を救うために⽴ちあがることを決意する。
北川隆之