テキサスの片田舎で草野球に興じていたモンティ・ストラットンの投球が、浮浪者バーニーの大絶賛を受ける。バーニーは酒に身を持ち崩した往年の名投手で、父の残した農場で働くモンティにプロ入りを勧めるが、母は猛反対。だが、バーニーとカリフォルニアのキャンプ地で素質を披露したモンティはホワイトソックスと契約。暫くはベンチを温め、いざ挑んだヤンキース戦ではボロ負けしファームに落とされる。そこは以前一目惚れしたエセルの住むオマハで、発奮し好成績をあげた彼は再びシカゴに迎えられ、エセルとも結婚。憎きヤンキースも討ち取り、順風満帆に見えたのだが、休暇に戻った故郷で狩猟中に銃が暴発、片足を失う。しかし、献身的な妻の協力と、ヨチヨチ歩きの我が子に励まされた彼は、義足で再びマウンドに登る……。
cocoレビューを見るサム・ウッド