売れないバンドを続ける気の弱い主人公は、自分の現状に満足はしていないながらも、自分の周りには仲間や大切な彼女がいることに甘え、「当たり前」の毎日を過ごしていた。ただ、心のどこかでそれがいつか無くなってしまうのではと感じていたが、気付かないフリをしながら。そして『ある』きっかけでその全てを無くしてしまう。それを取り戻せない事が分かってはいるが前に進む決断をし、ある曲を作り始める。
Koji Uehara