中国で最も論争的なバンドの一つであるセカンドハンドローズのボーカルを務めるリャン・ロン(梁龍)を主人公に、彼の日常生活、彼が主演した映画の撮影現場、新年コンサートなどを取材して制作した作品。派手な衣装を身に纏うミュージシャンとしてのリャン・ロンと、映画撮影の裏側でスタッフや共演者とのやり取りに気遣いを見せるリャン・ロンという2つの対照的なキャラクターを示しながら、彼を取り巻く状況を通じて、かつて「共和国の長男」と呼ばれた中国東北地方の衰退を浮かび上がらせる。
張曜元