昭和の終わりごろ、とある地方の町で育つ小学6年生男子たち。主人公·高崎瞬は、癌の手術で片方の乳房を無くしたロうるさい母親・佳子と多くを語らない父親・作郎の下で育つ、仲間たちとのバカな遊びやいたずらに夢中なやんちゃな男子。その瞬の親友たちには、犯罪歴のある父を持つ隆造や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野など、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たちがいる。子ども同士のシビアな権力争いやいじめを前に、友達を守るために、そして大嫌いな自分と訣別するためにも、瞬は勇気を振り絞る…少年時代の“葛藤と前進”、“出会いと旅立ち”を描く感動の物語――。映画作家・足立紳が執筆した小説「弱虫日記」(講談社文庫)の映画化。
足立紳
足立紳
松本稔
人間のみっともない部分を愛情込めて描き続ける足立紳監督が、20年がかりで念願の企画を実現させた映画『雑魚どもよ、大志を抱け!』より、昭和を彩る場面写真が公開された。
来秋の朝ドラ「ブギウギ」を手掛ける足立紳が、“少年時代の葛藤と前進”を描く運身の感動作『雑魚どもよ、大志を抱け!』のポスタービジュアルが完成した。
映画作家・足立紳が執筆した小説「弱虫日記」(講談社文庫)を、自身で監督し映画化した『雑魚どもよ、大志を抱け!』の公開が来春に決定。