綱吉の湯島聖堂建立を嘉し、清国から曲戯団がやって来る。その一団が華やかに音曲を披露し通り過ぎたあと、頑固者だが将軍の信頼篤かった筆頭老中が死体に。これを皮切りに物騒な事件が続き、老中・酒井忠勝は切支丹の仕業と決めつけ弾圧を開始するが欺瞞そのもの、世を震撼させる陰謀を人知れず着々と進めているのだった。
佐々木康