『ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地』の現場を主演のデルフィーヌ・セイリグの恋人であったサミー・フレイが撮影、アケルマン自身が編集したドキュメンタリー。仕草や場面の意味を何度も問いかける大女優、セイリグとそれに応えるアケルマン、何度も重ねられる二人の会話やスタッフの女性たちとのやりとりは必見!傑作が創られるまでの興味深い過程と情熱に加え、自身もカメラを取って活動していたフェミニスト、セイリグの生き方や志も強く焼きついている。
サミー・フレイ