人気もない、人望もない、野心もない、恋人もずっといない、五十歳の最低な落語家、太紋。家に帰れば認知症によって引退した師匠である父の介護の毎日。そんなある日、売れない若手漫才師・希子と出会ったことで、太紋は自分の人生を見つめ直していく。
鈴木太一