1970年代、軍事政権下のブラジル。元国会議員のルーベンス・パイヴァとその妻エウニセは、5⼈の⼦どもたちと共にリオデジャネイロで穏やかな⽇々を過ごしていた。だが、スイス⼤使誘拐事件を契機に、国の空気は⼀変する。抑圧の波が広がる中、ある⽇、ルーベンスは軍に逮捕され、そのまま連⾏された。愛する夫を突然奪われたエウニセは、必死にその⾏⽅を追う。しかし、その過程で彼⼥⾃⾝もまた軍に拘束され、数⽇間にわたる過酷な尋問を受けることとなる。極限の状況の中でなお、彼⼥は沈黙を貫き、夫の⾏⽅を捜し続けた。⾃由を奪われ、愛する⼈の消息も知らされぬまま、それでもエウニセは諦めなかった。夫の名を呼び続けたその声は、やがて静かに、しかし確かに、歴史を動かす⼒へと変わっていく─。
ウォルター・サレス
『アイム・スティル・ヒア』が8月8日(金)より全国公開。今回、本作のように理不尽に人生を奪われた“普通の人々”の<戦いと希望>姿を描いた4作品を紹介する。
シネマカフェでは、8月に公開がスタートする映画を対象とした読者アンケート「8月公開映画で期待している作品は?」を7月18日~25日まで実施。今回、その結果を第1位から第10位までランキング形式にして紹介。
『アイム・スティル・ヒア』は8月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開
第97回アカデミー賞でブラジル映画として初の作品賞にノミネートされた『アイム・スティル・ヒア』が8月より公開されることが決定した。