少女ムームーは、聴覚障がいのある父・シャオマーとともに、ろう者のコミュニティで暮らしている。幼い頃からひとり親家庭で育ったが、シャオマーとその仲間たちはムームーに温かく幸せな日々を与えてきた。しかし、突然現れた母・シャオジンの存在が、その穏やかな日常を一変させる。娘からの信頼を取り戻そうとするシャオジンは、ムームーを無理やり「聞こえる人々の世界」へと連れ出す。新たな生活にムームーは好奇心を抱くもの
の、母の言葉による愛情表現は、心の距離を埋めるには十分ではなかった。それどころか、ムームーの中には父とろう者の仲間たちへの想いが日増しに強くなっていく。やがて彼女は気づく。沈黙の中にも、たしかに愛は存在するのだと…。
シャー・モー