2022年9月、ジャン=リュック・ゴダール監督は居住していたスイスで安楽死によって亡くなった。本作は、その前日に撮影された彼の本当の遺作である。コラージュ技法による18分の本編『シナリオ』(原題:Scénarios)と、ゴダール自身が制作ビジョンを語るドキュメンタリー映像『シナリオ:予告篇の構想』(原題:Exposé du film annonce du film "Scénario")の二部で一つの作品として構成されている。時代を超えた美学と革新的な映像表現を追求し続けた巨匠が、映画と私たちに贈る最後のメッセージとは―。