5年に1度、フリデリク・ショパンの出⾝国であるポーランドのワルシャワで開催されているショパン国際ピアノコンクール。スタニスラフ・ブーニン、マルタ・アルゲリッチら多くの名だたるピアニストを輩出し、出場を果たすだけで名誉なこと、⼊賞すればその後の成功が約束される随⼀のコンクールとあって、世界中の若きピアニストたちが頂点を⽬指す憧れのステージである。本作は反⽥恭平さんと⼩林愛実さんの⽇本⼈ふたりが⼊賞するという快挙を成し遂げた2021年の第18回⼤会をクローズアップ。コロナ禍のため1年延期となったこの⼤舞台に臨む6⼈の出場者にスポットをあて、彼らの情熱と、彼らとともに舞台裏にいるかのような凄まじい臨場感に⾁薄した作品である。
ヤクブ・ピョンテク