惑星間交流の時代を迎えた地球。宇宙⼈への偏⾒や恐怖が渦巻く中、宇宙親善⼤使としてやってきたのは宇宙⼈の少⼥・エリー。地球のカルチャーと無駄だらけの⽇常をこよなく愛する彼⼥は、宇宙局に勤める公務員・國蔵謙⼈とバディを組み、「友だち」探しに奔⾛中。しかしエリーの能⼒は時々暴発してしまい、謎に満ちた宇宙⼈である彼⼥は世間の注⽬と疑念を集め、次第に「侵略者」として疑いの⽬を向けられることに。そんな中、突如敵対エイリアンが出現。全⼒宇宙⼈少⼥のスラップスティック・コメディ。(『エリィアンズ』)/朝が来ない都市〈GALs TOKYO〉。ここに夜な夜な集うのは、【ギャル P】と呼ばれる現実で⾏き場を失った少⼥たち。そんな彼⼥たちの⽬的は〈クイーン・オブ・バタフライ〉通称〈QoB〉と呼ばれるゲームで、勝者【クイーン】になること。不登校の少⼥ステラは、とある都市伝説の噂を聞き、このゲームに⾝を投じる。キルしキルされ、蝶となり散る少⼥たち。そんな戦いの最中、SSSランクの武器を背負い圧倒的な強さを誇る正体不明の少⼥と出会ったステラは、このゲームに隠された秘密を知って。ゲームの勝者【クイーン】を巡って⾏われる、狂乱のバトルロワイヤル。今夜、少⼥たちは夜を駆ける。(『夜露死駆★少⼥』)/⼈類が滅びた後の世界。ワゴン⾞で旅を続けるのは、純⾎のヴァンパイア・アヤメと、彼⼥に吸⾎され“感染”することで⽣き延びた3⼈の少⼥。そこには夜を昼のように明るく照らす満天の星々と、光輝く⻩⾦の草むら──荒廃した世界もヴァンパイアの瞳から⾒ればこんなにも美しく⾒える。彼⼥たちは取り残されたこの世界でささやかな⽇常を謳歌する。「ヴァンパイアは、たとえ⾁体が滅びることがあっても、魂までは消えたりはしない」。そう呟くアヤメの瞳にシオンは「永遠」を⽣きるアヤメの孤独と絶望を感じていた。そして、ある⽇突然アヤメに異変が。少⼥たちの不変の⽇常に、静かにヒビが⼊り始める。(『ノクターン〜このグロテスクな夜に〜』)
錦織敦史