『フールズ・パラダイス』は2007年にウィールドンが自身のカンパニー、モーフォーセズのために振付け、2012年からロイヤル・バレエで繰り返し上演されている人気作。ナルシソ・ロドリゲスが手がけた肌色の衣裳をまとった 9 人のダンサーたちが、デュエットやトリオで生きた彫刻のようなフォルムを次々と生み出す。
『トゥー・オブ・アス(ふたり)』は、2020年のコロナ禍中、ニューヨークで無観客配信として初演された作品。ニューヨーク・シティ・バレエのサラ・マーンズと、現オーストラリア・バレエ芸術監督のデヴィッド・ホールバーグのために振り付けられ、ホールバーグの現役最後の舞台としても知られている。ジョニ・ミッチェルの名曲4曲を、日本でも人気のジュリア・フォーダムが舞台上で歌い、一組の男女の別れと人生の移ろいを描く。
『Us(僕たち)』は、ウィールドンが2007年にバレエ・ボーイズのウィリアム・トレヴィットとマイケル・ナンのために創作した作品で、今回がロイヤル・バレエでの初演となる。男性同士の力強さと優しさが交差する官能的なデュエットでお互いをリフトし合うなど、男性ダンサーならではの表現も観られる。
『パリのアメリカ人』は、劇団四季でも上演された同名の大ヒットミュージカルの抜粋で、約25分間の華やかなバレエ作品である。初演はニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパル、ロビー・フェアチャイルドと、当時ロイヤル・バレエのソリストだったリアン・コープが務め、バレエのテクニックを駆使した作品。