1948年4⽉3⽇、外国勢⼒による⼲渉に反発した済州島の⼀部島⺠が武装蜂起したことに端を発した「済州島四・三事件」。同年10⽉から政府が海岸線から5キロ以上離れた地域を「敵性区域」とみなし、“出⼊りする者は無条件に射殺する”という布告⽂を発令。村⺠たちは難を逃れるため、漢拏⼭(ハルラサン)を⽬指す。⼀時的に村を出ることになったアジンは、村に残した 6歳の娘ヘセンのことが⼼配でたまらない。その頃、村では韓国軍が⽼⼈たちを容赦なく射殺していた。⽣き残ったヘセンは、⺟を捜してひとり⼭へと向かう。奇跡的に再会した⺟と娘は、⽣き延びるため命がけの逃避⾏を始める―。
ハ・ミョンミ