台湾・基隆。海風が吹く街角で、日本から来た少女・美月は、路上で歌う青年サミーと出会う。言葉の壁を越えて二人を結んだのは、音楽だった。しかし、突然の別れが訪れる。病に倒れた美月は過去の記憶を失い、日本で母と共に暮らすことになる。一方、台湾に残ったサミーは、あの日の旋律を胸に、歌手への道を歩み始める。そして時を経て、運命は再び二人を引き寄せていく。
林明智