不条理に耐えられず仕事を辞め、やり場のない怒りを抱えた脚本家・川久保恒。とある年末、元カノの瑞穂から突然の電話が入る。疎遠になっていた親友・祐輔が急死したという内容だった。川久保と瑞穂は【名前を亡くした町】を訪れ、祐輔の遺体と対面する。しかし年末年始で火葬ができず、川久保と瑞穂は年始の1月4日まで祐輔の遺体と過ごすことに。そこで川久保と瑞穂は、祐輔を慕っていた不登校の中学生・広瀬と出会う。広瀬から「祐輔は捨てられた母親に会いたがっていた」という知られざる想いを訊いた川久保と瑞穂は、祐輔の母親捜しの旅に出る。広瀬と、祐輔の遺体も連れて。
濱田真和