少年時代、エヴァンは記憶を喪失するブラックアウトを起こすことがしばしばあった。精神科の医師の勧めで日記をつけるようになるエヴァンは、ある日ひとつの出来事が原因で幼なじみケイリーとの仲が引き裂かれてしまう。しかしそのときにも彼にはブラックアウトが起きていた。やがて大学生となり、ブラックアウトもなくなり平穏な日々を送っていたエヴァンは、ふと幼い頃の日記を手にとる。すると突然13歳のあのときの記憶が鮮明に蘇った。やがてケイリーのその後の運命を知ったエヴァンは…。
エリック・ブレス