1937年、莫大な遺産を受け継ぎ未亡人となったヘンダーソン夫人(ジュディ・デンチ)は、ロンドンのウィンドミル劇場を買い取り、支配人として雇ったヴァンダム(ボブ・ホスキンス)との二人三脚で、イギリスの歴史に残る斬新な舞台を企画する。それは戦争に突入する暗い世の中を元気づけるべくヌードレビューを見せるという、当時では決して考えられないアイディアだった…。莫大な遺産を受け継ぎ未亡人となったローラ・ヘンダーソンの時代や常識に捕らわれない魅力的な素顔を、実話に基づき描き出す。監督は『危険な関係』や『堕天使のパスポート』などで常に気高く生きる人々を描き、『クイーン』ではエリザベス女王の半生を取り上げて再び注目を集めるスティーヴン・フリアーズ。
スティーヴン・フリアーズ