グラント(ゴードン・ピンセント)とフィオナ(ジュリー・クリスティ)は幸せな結婚生活を営んできた老夫婦。しかし、フィオナがアルツハイマーだと診断され、彼女は自ら養護施設で暮らす決意をする。44年共に暮らしてきて初めて、別々に生活することになった2人。そして1ヶ月後、面会に訪れたグラントは、フィオナが夫のことを忘れて、同じ施設で暮らす、車椅子に乗った男性オーブリー(マイケル・マーフィー)に好意を寄せていることを知ってしまう…。
サラ・ポーリー
『スウィート ヒアアフター』や『死ぬまでにしたい10のこと』、『あなたになら言える秘密のこと』など、その聡明な美しさと高い演技力で私たちを魅了するサラ・ポーリー。芸能一家に生まれ、4歳から俳優として活動を始めるも、若くして社会活動に従事するなど、いわゆるハリウッド・セレブとは違う経歴を持つサラが、ジュリー・クリスティ、ゴードン・ヴィンセント、オリンピア・デュカキスら名優を迎えて『アウェイ・フロム・ハー君を想う』で長編映画初監督を果たした。
日本時間で2月25日、ついにアカデミー賞が発表されました。が、その結果は各自ご覧いただくとして、このコラムではオスカー候補者、候補作品に勝手に賞を贈っています。
27日、ハリウッドのシュライン・オーディトリアムで、映画俳優組合(SAG)賞授賞式が行われた。脚本家組合のストライキが続くなか、久々にスターが顔をそろえた華やかなセレモニーに熱い注目が集まった。
今年で記念すべき第80回を迎えるアカデミー賞。昨年11月からの脚本家協会のストが未だ決着が付いていない中、今年のノミネートが1月21日(水)に発表された。