1988年に日本公開され、話題となったドキュメンタリー『マザー・テレサ:母なることの由来』のデジタル復刻版。悪疫と飢餓が蔓延するカルカッタ、戦禍の中東レバノン、麻薬と暴力がはびこるニューヨーク…。マザー・テレサの精力的な活動を5年間、10か国にわたって追った記録とともに、ごく平凡な家庭に生まれた彼女の生い立ちから“偉大なる聖女”と呼ばれ世界中の尊敬を集めるまでを、克明に描いていく。あらゆる困難を乗り越え、世界中に愛を届けた一人の女性の姿を映し出す。
アン・ペトリ
ジャネット・ペトリ
1997年、世界中の人々に惜しまれながら87年の生涯を閉じたマザー・テレサ。人種や宗教を超えて、飢餓や病気で苦しむ人々に惜しみない愛情を注いだ彼女の人生を追ったドキュメンタリー「マザー・テレサ メモリアル」(『マザー・テレサ:母なることの由来』、『マザー・テレサ:母なるひとの言葉』の2作品)が9月15日(土)より公開される。それに先駆けて、マザーの命日である9月5日(水)、没後10周年の記念上映会が開催され、アグネス・チャン、マザーの活動をドキュメンタリーで追い続ける千葉茂樹監督、そして国内でホスピス活動を行なっている山本雅基氏が「マザー・テレサの言葉を継ぐ」をテーマに語ってくれた。