新作映画を作ろうと撮影に入るも、派手すぎる演出により予算オーバーしてしまった、スピードマン、ジェフ(ジャック・ブラック)、ラザラス(ロバート・ダウニーJr.)の自己中心的な役者たち3人。撮影中止の危機に陥るが、懲りない彼らはさらなるリアリズムを求めて、東南アジアのジャングルで撮影を続行する。だが、そこは本物の戦場だった…。ベン・スティラーが監督・製作・脚本・主演を務めた爆笑サバイバル・コメディ。ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr.を迎え、夢の競演を果たしている。
ベン・スティラー
『Ghostbusters III』(原題)がビル・マーレイ抜きで来年夏にも撮影が開始されるようだ。
少し前の話になりますが、第81回アカデミー賞、度肝を抜かれました。何って、助演男優賞でのロバート・ダウニーJr.の『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』でのノミネート。かなりブラックユーモアが効いたコメディなのですが、そもそも普通ならばアカデミーがノミネートを考えるような映画ではないのです。別に、バカにしているわけではありません。正直言って、嫌いじゃありません。でも、ご覧になった人なら分かるはず。不謹慎とユーモアのギリギリの線を行ったり来たり。下ネタ、差別ネタ満載で、ある意味では、笑いで世の中の理不尽をぶっ飛ばそうという気概に満ちているのです。
すでに世界中の映画ファンがご存知のとおり、ここアメリカでは“賞レースシーズン”に向けて準備が着々と進められています! まず始めにゴールデン・グローブ賞、そして最終的にアカデミー賞がやってきます。今回は、先週発表されたばかりの本年度のゴールデン・グローブ賞に注目してみたいと思います!
来年1月11日(現地時間)に授賞式が行われる第66回ゴールデン・グローブ賞のノミネーション発表が12月11日(現地時間)に行われた。映画部門では、ブラッド・ピット×ケイト・ブランシェット主演の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』が作品賞、監督賞(デヴィッド・フィンチャー)、主演男優賞、脚本賞、音楽賞の5部門にノミネートされた。ブラッド・ピットのゴールデン・グローブ賞ノミネーションは2006年『バベル』(助演男優賞)以来、2年ぶり4度目。
“史上最高のおバカ映画”というありがたい(?)称号を携えて、ついに日本でも公開を迎えた『トロピック・サンダー / 史上最低の作戦』。個性的過ぎる俳優たちが、リアルな戦争映画の撮影のために降り立った地は、実は本物の戦場だったという爆笑コメディの本作だが、数々の名作映画のパロディがあちこちに見られるのに加え、ハリウッドの大物俳優たちが驚くような形でカメオ出演を果たしていることでも大きな話題を呼んでいる。
アメリカの経済誌「フォーブス」のサイト、「Forbes.com」が、セレブの両親を持つ乳幼児を対象にした「ハリウッドで最もホットなちびっ子ベスト10」を発表、トム・クルーズとケイティ・ホームズの愛娘・スリが1位に選ばれた。
映画史上最大の戦争映画を作ろう! と意気込んだ3人のワケあり俳優たちが知らずにクランクインしたロケ地は本物の戦場…!? この奇想天外なサバイバル・コメディ、『トロピック・サンダー』の監督・脚本・原案・製作、さらに主演まで務めたベン・スティラーが11月20日(木)、ファン待望8年ぶり2度目の来日を果たし、記者会見を行った。
演技派への転向に失敗した落ち目のアクションスター、下ネタ専門のコメディ俳優、アカデミー賞を5度も受賞している実力派アクター。三者三様の役者たちが、ベトナム戦争の英雄が著した回顧録の映画化作品『トロピック・サンダー』に出演。しかし、彼らのワガママなどがたたってクランクイン5日目にして製作費予算オーバー。映画を完成させたい監督は本物のジャングルで撮影を続行しようとするが、そこは超危険地帯の戦場だった…。
「笑う門には福来る」という言葉があります。最近では、笑いと健康との関係について医学的にも研究が進み、免疫力を高めるとか、病気の予防にいいとか、症状の改善に役立つとか、そんなことも科学的に証明されているとのこと。先日は、脳科学者の茂木健一郎氏が某TV番組で笑いと脳の活性化との密接な繋がりについても熱く語っていました。楽しくって、健康になって、脳まで活性化させるのですから、イイコト尽くめ。この世には、一緒に笑うことを目的としたグループもあるそうですから、たかが笑いと侮れません。
最新主演作『アイアンマン』が日本でも興行成績初登場を第1位で飾ったロバート・ダウニーJr.は現在、ロンドンでシャーロック・ホームズ役に挑戦中だ。