1982年、アメリカ・マサチューセッツ州の小さな町、ノーサンプトンで“Young@Heart”と呼ばれるコーラス・グループが誕生した。いまや世界中を飛び回るこのシンガーたちは、なんと平均年齢80歳。「歌うことは生きること、生きることは歌うこと」をモットーに、彼らは年に1回のコンサートに向けて、ソニック・ユース、ラモーンズ、ボブ・ディラン、トーキング・ヘッズの曲の練習を重ねていく。実在のコーラス・グループから誕生した感動の音楽ドキュメンタリー。
スティーヴン・ウォーカー
平均年齢80歳のおじいちゃん、おばあちゃんからなるコーラスグループ「ヤング@ハート」。“やんちゃな年金生活者たち”と評される彼らは、デヴィッド・ボウイの「Golden Years」やボブ・ディランの「Forever Young」などを歌う、世界一イカしたロック・コーラス隊。その彼らが年に1回開催するコンサートに向けて、練習を重ねていく姿を追ったドキュメンタリー『ヤング@ハート』がシネマ・ヴァイブレーション部門で10月22日(水)に公式上映され、上映後のティーチインにスティーヴン・ウォーカー監督が登場した。