イギリスにはシェイクスピアが、フランスには喜劇の天才、モリエールがいた――。17世紀、フランス。貧乏劇団の情熱的な俳優であり劇作家だった22歳のモリエールが身を投じた奇妙な冒険と、美しきマダムとの秘められた恋。笑いのうちに人間の本質を描き出した彼の名作がどんな経験から生まれたのか、涙と笑いとともに描く。
ローラン・ティラール
女優の層は厚いのに、若手男優の層がちょっと寂しいフランス映画界。美形にしろ、個性派にしろ、大物感を漂わせる次世代俳優がなかなか登場しないのが個人的に気になるところです。現在、六本木エリアで開催中のフランス映画祭でも、作品、来日ゲストともに、どことなく女優たちの活躍の方が目立つ気が…。