19世紀末の英国。人気俳優のローレンス(ベニチオ・デル・トロ)は、兄の行方不明の知らせを聞き、生家のタルボット城へと帰郷する。そこで彼が発見したのは、無惨に切り裂かれた兄の遺体。怒りと悲しみを胸に犯人の捜索を始めるローレンスだったが、“ウルフマン”に襲撃を受け、自らもウルフマンに変貌し、満月の夜に残虐行為を働くように…。そんなローレンスをわざと殺人鬼に仕立て上げたのは、父のジョン(アンソニー・ホプキンス)。彼の不可解な行動の陰には、25年前の妻の死にまつわる恐るべき秘密が隠されていた――。ベニチオ・デル・トロ、アンソニー・ホプキンス主演で贈るサスペンス・ホラー。監督は『ジュラシック・パークIII』のジョー・ジョンストン。
ジョー・ジョンストン