オダギリジョー主演の『悲夢』を撮影中に、ひとりの女優が危うく命を落としかけた。監督として、人としてキム・ギドクは悩む。その末に、山にこもることを決意する。ギドクはそこで何を得て、何を思ったのか、その全てが語られていく――。第64回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門最優秀作品賞受賞。
キム・ギドク
11月27日(日)に閉幕した映画の祭典「第12回東京フィルメックス」で、先日来日を果たした韓国の鬼才キム・ギドク監督の3年ぶりの復帰作『アリラン』が観客賞を受賞した。
韓国の鬼才キム・ギドクが、カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門で作品賞を受賞した最新作『アリラン』を携えて来日。11月21日(月)、都内で開かれた記者会見に出席した。