2028年、世界各地の軍備のロボット化が進む一方、アメリカでは法律によってロボットの配備は禁止されていた。セラーズCEO(マイケル・キートン)率いる巨大企業オムニコープは法を覆すべく画策していた。デトロイトで愛する妻と息子とともに暮らす警官アレックス・マーフィー(ジョエル・キナマン)は不可解な爆発事故により身体の大部分を失ってしまう。彼が残したのは 脳、心臓、そして右手だけ。夫の存命を望むマーフィーの妻に、オムニコープは“ある計画”のため、ノートン博士(ゲイリー・オールドマン)の最先端ロボット技術を提供。犯罪捜査に必要な最小限の肉体と全身チタン合金のロボットを融合した驚異的な犯罪捜査能力を持つ“ロボコップ”として蘇ったのである――。
ジョゼ・パディーリャ