“シュレック”生みの親からバトンタッチ! クリス・ミラー監督&プロデューサー

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『シュレック3』 (左から)アーロン・ワーナー、クリス・ミラー監督
  • 『シュレック3』 (左から)アーロン・ワーナー、クリス・ミラー監督
  • 『シュレック3』 SHREK THE THIRD TM & -(c) 2007 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
  • 『シュレック3』 SHREK THE THIRD TM & -(c) 2007 DREAMWORKS ANIMATION LLC.
2001年に公開された『シュレック』は、アカデミー賞長編アニメーション部門賞に輝いた。2004年に公開された『シュレック2』は前作を上回るヒットを記録し、歴代3位に君臨している。この2作を監督したのは『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』のアンドリュー・アダムソン監督。しかし『シュレック3』ではアダムソン監督からクリス・ミラーにバトンタッチ。プロモーションのために来日したミラー監督と、シリーズのプロデューサー、アーロン・ワーナーに話を聞いた。

まずはアーロンに、クリスを監督として起用した理由を聞いてみた。
『シュレック2』でストーリーアーティストとして仕事をしていたクリスがぴったりだと思っていたんだ。やはりストーリーを見るという立場から“シュレック”という物語を全て把握しているからね。ごく当たり前の選択肢だと思ったし、元々監督したいという気持ちをクリスが持っていて、僕も次に彼が行くべきところは監督だ、と考えていた。だから彼にお願いしたんだ。彼を囲んでいるのは本当に“シュレック”の世界を理解し、仕事に関してもトップクラスの人たちばっかりだったから、とても居心地のいい中で監督業にチャレンジできたんじゃないかな。非常に理想的な環境だったと思うよ」。

クリスにとって監督業は初体験。以前から作品に関わっていたとはいえ、本人にとっては大変な作業だったに違いない。
「もちろん、多岐に渡ってスゴイ体験だったよ。今まではストーリーだけに焦点を当てていればよかった。つまりキャラクター、セリフ、あるいはその時の映像がどのようにストーリーに絡んでいくのか、ということに集中していれば良かったんだ。でも、監督ともなるとそうはいかない。ほかにもたくさんの要素が入ってくるから、いろんな意味で“映画を作る”ことができたし、学ぶこともとても多かった。ただ僕自身の作品に対するアプローチというのは変わっていないんだ。視覚的な要素にしろ、声優の演技にしろ、アニメーションの演技にしろ、こうしたことはやはり、ストーリーをサポートするものなんだ」。

そう。『シュレック』シリーズの魅力は奇想天外なストーリーとキャラクターにあり、そこがヒットの要因でもある。特に『シュレック2』では、アニメ史上最高の興行成績を達成した。この偉業を成し遂げたアダムソン監督は、今回は脚色として参加しているが、彼の後任であることに不安はなかったのだろうか?
「アーロンには“とにかく仕事しろよ!”って言われたよ(笑)。もちろん不安だらけだったよ。新しいことにチャレンジする時には、そうした不安はつきものだろう? でも、さっきアーロンが言っていたように、周りはみんな、経験豊富な人たちだし、『シュレック』シリーズの核になっている人々というのは変わっていないんだ。そういう意味では本当に安心できる環境で仕事をすることができたよ。それに元々のストーリー、たたき台となったものはアンドリュー(・アダムソン監督)が出してくれたんだ。“シュレック”の世界やキャラクターを一番理解している彼が、ちょっと距離を置いて見てくれることによって、客観的な視点が増えるよね。もし世界観がずれたりしていたら、それを指摘してくれたりとか、本当に助けてくれたよ」。

もちろんアーロンにとってもアダムソン監督の存在は大きい。
「アンドリューのハートの一部はもう『シュレック』シリーズにあるんだ。だから製作期間中もずっとコンタクトをとり続けて、大いに助けてもらったよ」。

全米ではすでに公開され、2億ドルを超えるヒットとなっている『シュレック3』。日本でもヒットは間違いないだろう。となると、気になるのがさらなる続編だ。最後にちょっとだけ教えてほしいとお願いしてみると…
「『シュレック4』について? そんなの僕の方が教えてほしいよ!」というクリスに対してアーロンは?
「誰も予想できないのが悩みになる…としか言えないかな?(笑)」と謎の言葉を残してくれた。
《text:cinemacafe.net》

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